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Channel: クジラ座の不思議星
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1年。

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東日本大震災(03/11/2011),長野栄村震災(03/12/2011)から1年。
新潟中越地震(10/23/2004)から約7年04ヶ月半。
阪神淡路大震災(01/17/1995)から約17年02ヶ月。

世界では色々な事が起こりました。

震災の1月前(02/11/2011)には,エジプトでデモが起こり,
震災の約1ヶ月半後(05/02/2011)には,ビン=ラディンが抹殺された。
震災の約半年後,あるいは,ビン=ラディン抹殺の4カ月後(09/02/2011)には,野田佳彦が第95代内閣総理大臣に就任。

などなど。。。

他にも数え切れない程の事が起こってきました。
しかも,それらの殆どが,今尚現状であります。善い(または好い)事も悪い事も。

加持祈祷。



「黙祷:声を立てず,軽く頭を下げて祈ること。心の中で対象者に語りかけること。
自分と向き合う,すなわち,自分の考えや気持ちを見つめ直し,整理すること」

「炉心溶融(メルトダウン):原子炉中の燃料集合体が,核燃料の加熱により融解してしまうこと」

「原価総括方式:電気事業法に基づき,全ての費用(原価)に,それ(原価)を一定の報酬率を上乗せした金額が,電気販売収入となる計算方式。電気販売収入 = 原価 + 原価×3%(報酬)」

意味を解っていてほしい。今更だが。


震災により,国の黒い部分が明瞭になり,人々の絆が一層深まった。

団結。


広島・長崎の原爆被害(08/06/1945,08/09/1945)の時の様に,教科書には載るでしょう。
小学では,「社会」,
中学では,「公民」,
高校では,「政経(政治経済)」と。
これからも,様々な形で語り継がれていくでしょう。


国民は,この災害(自然災害(天災),人災)以来,今まで全く興味も関心も無かったものに
興味を示すようになった。

「セシウム」「µ(マイクロ)」「Sv(シーヴェルト)」「Bq(ベクレル)」
「放射[性物質/能/線]」「原発」「電力(会社)」「東電(=東京電力)」
「節電」「コスト」「津波」「防波堤」「被害」

この言葉を見ただけで,国民の殆どが「ネガティヴ」な先入観を抱くようになりました。
「放射」「津波」「被害」の3つを除いたとしても。

「廃止,廃止」と言う声が震災後に急増してきましたが,
直ぐ廃止できるか,と言うと,そうではありませんよね。
「段階的に」処理していかなくてはならないし,
そうするには,多くの費用と時間が掛かります。

国が原発と直ぐに絶縁できるわけがない。
しかし,していかなくてはならない。

国民が「廃止,廃止」と罵声を浴びせ,発破をかけなくては,
国も動きません。


今,中国が,10年で30機の原発を造ろうとしています。
どうしますか?

幾ら国内で対処,解決していったとしても,
こればかりは始まってしまうとどうしようもできない。


「偏西風」の影響は御存知ですか?

この言葉(「偏西風」)にも興味を示して下さい。

「偏西風:中緯度に於いて,常時西寄りに吹いている風。
偏西風の動き(または蛇行)が大きくなると,異常気象も齎(もたら)してしまう可能性がある。」

と言うことは,工業汚染風がこちら(日本)に流れてくる,と言うことです。
更に,10年で30機と言うことは,勿論,尋常ではない速さでの建設と言うことになります。
そうなると,それらの安全性(または質)がかなり疑わしくなってきます。
もし,事故が起こってしまうと,放射汚染された空気がこちらに流れてくるのです。

国際的な問題ですね。
原発は,もう国内での問題ではないのです。

国民の少なくは,もう感付いているのではないのでしょうか。
そうでなけでば,早くこの事に気付く冪だ。いや,気付け。

一定の感情に呑まれて周りが見えなくなている今,
一刻も早く冷静(あるいは冷徹,冷酷)になって物事を考えていかなくてはならない。


震災から1年目(震災当年)の国民の及第は,
「出来る限り,一刻も早く,復興の手助けをする」
が主だった。

では,震災から2年目(震災翌年)の国民の及第は,
「冷静になって,周囲の状況を『正確に』把握し,『慎重に』判断していく」
となるでしょう。


心を落ち着かせ,間違った判断をしてしまえば,
それこそ,去年の文字である「絆」に背いて(あるいは反して)いることになります。


だから,全国民が今しなくてはならないことは,
気持ちを落ち着かせること。

「座禅」もいいのですが,そこまで本格的にはしなくても,
被災者や亡くなられた方々,救援活動に励んでいる人たちへの形として,
最も適切かつ相応しいものがあります。

それでは・・・






「黙祷」




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